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常智院のこだわり

蕎麦へのこだわり

蕎麦へのこだわり

おいしい蕎麦の条件は、“碾(ひ)きたて、打ちたて、茹でたて”の“三たて”にあるといわれています。 当院では、本格的なお蕎麦を召し上がっていただきたいとの思いから この“三たて”のうち、とくに“茹でたて”にこだわりをもってお出ししております。 蕎麦は北信濃の飯山でつくられている干し蕎麦で、つなぎに山芋や海草(ふのり)が配合されており、茹で上がりの喉越しが格別です。 さらに厨房には、本格的な蕎麦釜と大型の流し台、製氷機を導入し、強力な火力で一気に茹で上げ、茹で上がった蕎麦を急速に冷やすことで、つややかでコシのある、当院自慢のお蕎麦が出来上がります。

水へのこだわり

水へのこだわり

当院では、活性磁化水プロス・アクティブウォーターを使用しております。活性磁化水は泉から湧き出て、谷川を流れているような、より自然な水です。この水は、安全でおいしく、自然の浄化を助け、また、私たちの体とも調和して新陳代謝を高め、老廃物の排泄を促します。

また、抗菌作用が強く、非常に衛生的です。洗浄力、溶解力に優れ、排水をきれいにします。さらに熱伝導率を向上させ、給排水管の設備を守り、省資源、省エネルギーにも貢献します。

食材へのこだわり

食材へのこだわり

当院では、お料理を食されるみなさんの健康を願い、菜園で住職自ら無農薬で栽培した旬の野菜を中心に、選りすぐりの北信濃の食材を使用しております。

常智院ごぼうの蒲焼

蒲焼が生まれるまで

こだわりの食材

精進には、よく“もどき料理”といって、魚や肉に似せた料理があります。皆様よくご存知の“がんもどき”などは、雁の肉だんごに似せて、豆腐を潰して作られたもので、日本人にはおなじみの健康食材です。
当院でも、手作りの精進にとりくみ始めた平成元年より、独自のもどき料理を試作してまいりました。平成二年頃よりおせち料理に「ごぼうの照焼」を作ったところ、好評を得て、5~6年かけて、ほぼ現在の形の「ごぼうの蒲焼」が完成いたしました。
平成22年より、ごぼうの産地にこだわり、信州ならではの食材を使いたいと思い、飯山市常盤のごぼうを縁者の紹介で篠原元治さんより一年分届けていただいております。 それまで年間通して仕込みをしていましたが、何といっても一番鮮度がよく、味のよい時期に作るのが一番おいしくできあがります。
信濃毎日新聞紙面上で、信州の伝統野菜の紹介があり、篠原さんの畑のごぼうが記事に載りました。これからも、信州ならではの野菜の特色を生かした精進の一品を作り出してゆきたいと思っています。
※クリックで記事が拡大します。

常盤牛蒡